トイプードル

私が高校生の時に我が家にやってきたトイプードルとの体験談です。当時私には彼氏がいたのですが、ある日突然振られてしまいました。いつもは就寝する時までずっとリビングで家族と過ごしているのですが、さすがにその時はショックが大きすぎて一人になるために2階にある自分の部屋に閉じこもり家族にバレないよう布団に潜りずっと泣いていました。その時、いつもは母親にべったりのトイプードルが一人で電気も付いていない階段を昇り私の部屋に来て、特に何かをするわけでもないのですが泣いている私の隣にちょこんと座り、まるで慰めてくれているかのようにペロペロと舐めてきました。あまりの可愛さと嬉しさで私が泣き止むとそっと立ち上がりリビングに戻っていきました。その時は偶然なのかなと思いましたがそれから何年かした後、仕事で辛いことがありリビングの隣の部屋で溜息を吐きながら考え事をしていると、また昔のように部屋に来てずっと隣に居てくれたのです。現在は結婚をして実家を出て別々に暮らしているのですが、久しぶりに遊びに行くと毎回尻尾を振って喜んでくれます。家族以外の人には吠えて近づかない犬なので、やっぱり嗅覚が優れているためか匂いで覚えてくれているのだなと思い嬉しくなります。動物は人間のように寿命が長くありません。高校生の時に出会ってからあっという間に年月が経ちました。片手に乗るほど小さかったのに今では人間で言うとおばあちゃん犬です。いつか別れがやってくるのは間違いないですしとても寂しいですが、我が家に来て良かった。楽しかった。と思ってもらえるようにこれからも愛情を持ってお世話したいと思います。私は二度も元気を貰い救われたので、恩返しができたらなと思います。ペットは裏切らないかけがえのない存在です。家族そのものです。

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